自動車保険の節約方法を教えて!契約時の注意点や補償の選び方も知りたい。
そろそろ自動車保険の更新時期がきます。保険料を節約するポイントを知りたいんだけど・・・・
そんな貴方に、自動車保険を契約するときのチェックポイントと節約方法をアドバイスします!
自動車保険に契約するときの注意点は?
自動車保険を選ぶとき、今まででしたら「保険料重視」で選ぶことが多かったのではないでしょうか?
でも、これからの時代は今よりも多少保険料が上がってしまったとしても、一つの事故で家族崩壊をさせない、破産しないような補償内容を重視して契約しましょう。
たとえ自分がどんなに注意をしていも、相手が不注意でぶつかってきた場合、そして相手に賠償能力がない場合は自分で対処するしかありません。今の時代、相手側に賠償能力がない可能性は以外と高いのです。
また、自分の不注意で事故を起こしてしまうことだってありえます。
高額の賠償や被害に対応するためにも、補償内容をケチることは控えたほうが良さそうです。
自動車保険のかしこい補償の選び方は?
自動車保険の補償は4つに大別できます。
以下にまとめてみました(^^)
【相手のための補償】
★人の損害
・自動車損害賠償責任保険
→すべての車に加入義務がある。相手の死傷・後遺障害を補償する。
・対人賠償責任保険
→相手の死傷損害のうち自分の過失割合を補償する。
★物の損害
・対物賠償責任保険
→相手の車や他人の建物などの損害のうち自分の過失割合を補償する。
【自分のための補償】
★人の損害
・人身傷害補償保険
→自分や搭乗者の死傷損害を過失割合に関わらず補償する。
・無保険車傷害保険
→自分や搭乗者の死亡や後遺所外で、相手の賠償資力が足りない分を補償する。
★物の損害
・車両保険
→自分の車の修理費用のうち自分の過失割合を補償する。
以上、4つの補償に大別されます。
相手への補償となる対人・対物補償は無制限
人身傷害や搭乗者傷害に関しては、できれば5000万円の補償をつけていると安心です。
その他、ぜひとも付けておいたほうがいい特約が弁護士特約!
実際に事故にあった時、相手側とスムーズに示談が成立するとは限りません。
こじれた場合には、どうしても弁護士に仲介して頂く必要がでてきます。そのときの安心料としても、ぜひ弁護士特約をつけることをおすすめします。
自動車保険を節約するポイントは?
さて、自動車保険の基本的な補償を確認したところで、節約する方法を考えてみたいと思います♪
自動車保険の保険料は、運転する人の年齢や車両保険の有無によって大きく左右されます!
例えば・・・
ソニー損保で以下の条件で見積もりをしてみました。
6等級で人身5000万、搭乗者2000万。特約は弁護士費用特約のみつけた場合の保険料の差は?
30歳以上夫婦限定で車両保険ありの場合・・・・約7万円
年齢問わず、車両保険ありの場合・・・約13万円
なんと!その差と言えば、2倍ちかい6万円!
こんなに違うんですね。
では、車両保険無しだとどうでしょう
30歳以上夫婦限定、車両保険無しの場合・・・約4万円
年齢問わず、車両保険無しの場合・・・約10万円
お子さんが18歳になって、免許を取って車を運転するようになると、やはり保険料の上昇は免れませんね(T_T)
さてここでひとつ注目すべき点は「自動車保険の保険料は車両保険が占めている割合が大きい」ということなんです。
ここまで書くと、「わかった、わかった、自動車保険の節約のポイントって、結局車両保険をを付けないこと。って言いたいんでしょ!」と、ツッコミが入りそうですが、実は違います。
そりゃあまあ、10年以上年式が経っている車とかでしたら、車両保険も無くていいかなって気もしますが、新車やまだまだキレイな車には万が一のために車両保険を付けたいですよね。
そこでオススメの節約方法は、車両保険の免責金額を高めに設定する節約方法です!
自動車保険の車両保険の免責金額を10万円に設定することで保険料を節約するのです。
事故なり、当て逃げなりで車両に傷が付いた場合、実は車両保険を使って修理してしまうと、等級が自動的に3等級下がってしまうことをご存知ですか?3等級下がると、翌年からの年間の保険料はかなり値上がりしてしまいます(T_T)
つまり、10万円以下の修理を保険でまかなってしまうと、翌年以降の保険料の割増率と比べたら割に合わないんです。
修理費用が10万円以上になるような高額な修理が必要な場合でなければ、車両保険を使うメリットはとても薄いものになっているんですね。
ということで、車両保険の免責金額を10万円に設定しましょう!
これによって自動車保険の保険料を節約することができますよ♪
自動車保険には自転車特約もセットするといいですよ!
もし、家族の誰かが自転車に日常的に乗るのでしたら、ぜひ自動車保険の自転車特約もセットしてしまいましょう。
⇒自転車事故のとき保険に入っていないとどうなる?自動車保険の特約がおすすめ!
こちらの関連記事にも書きましたが、近年は自転車事故もひとたび事故を起こせば、高額な補償を求められます。
自転車事故用の保険に別途入ってもいいですが、自動車保険の特約でつけることも可能です。
ぜひ、万が一のときのためにも一緒にセットしておくことをおすすめします。
保険の保証内容の紹介に自転車保険特約について特に書かれていなくても、電話で問い合わせするとたいてい用意されているのでよくわからなかったら、問い合わせしてみるといいですよ〜。
最後に・・・・
・自動車保険の保険料は、運転する人の年齢や車両保険の有無によって左右される。
・車両保険の免責金額を10万円にすると、保険料を節約できる。
・相手への賠償だけでなく、自分や搭乗者の補償も重要です。
・万が一事故って、話がこじれた時のためにも「弁護士費用特約」はセットしておきましょう。
・家族の中で、日常的に自転車に乗る方がいるならば、自転車保険も特約でセットしておくとイザというとき安心です。