高尾山に登山するのに赤ちゃんと一緒に登りたい持ち物や服装の準備は何が必要?
都心に近く手軽に登れることで人気の高尾山。
初心者はもちろん、赤ちゃん連れや子ども連れでも気軽に登れます。
とはいえ・・・・
高尾山登山だって登山は登山。
コースによってはそれなりの準備は必要です(^^;
東日本大震災前までは関東に住んでいて、高尾山には何度も登ったことのある管理人が、赤ちゃんと一緒に登りたい方へ、準備や心構えを書いてみます!
高尾山の登山で赤ちゃんと一緒に登れコースでおすすめはどれ?
高尾山にはコースがたくさんあります。
ご年配や赤ちゃん連れでも簡単に登れるケーブルカーやエコーリフトを使って登るコースから、
ちょっとしたトレッキングを体験できる山道コースなど、体力に合わせてコースを選べます。
★高尾山の観光を楽しむなら1号路
ケーブルカーやリフトを使って登る1号路は、登山道(参道)がきれいに整備されており、
登山初心者でも気軽に登れるトレッキングコースになっております。
日常で使うおんぶ紐を使って登山されるなら、こちらのコースがおすすめです。
ただ、1号路は観光色がとても強いです。
「トレッキングをする」と言うよりも、「高尾山の観光にいく」という場合は、1号路はとても楽しいです。
お茶屋さんもたくさんあるし、お参りもできるし、立ち寄ればさる園や野草園もあります。
夏のビアガーデンでお酒を楽しむこともできますし(^^;
トイレもきちんと整備されています。
靴や服装も、ふだんキャンプに行くような格好で大丈夫!
非常識でない程度に普段着で気軽に高尾山を楽しむことができます。
★もうちょっと、本格的なトレッキングを楽しみたい
そんな方には稲荷山コースと6号路をおすすめします。
稲荷山コースは尾根を歩くのでお天気が良ければ、風が爽やかでとても気持ちよいです。
6号路は沢沿いを歩くコースですが、夏は涼しくて気持ち良いです。
どちらも、お手軽に登山を楽しめるコースになっています。
ただ1号路と違って、こちらのコースはちゃんとした登山道なので、
やはり靴は履き慣れた運動靴か、トレッキングシューズを履きましょう。
赤ちゃんを背負っていかれる方はできれば、トレッキングシューズを準備したほうがよいです。
特に下り道では、疲れてきている上に赤ちゃんの体重分の負荷が膝や足首にかかります。
高価なものでなくてもよいので、トレッキングシューズで足を守ってあげましょう。
赤ちゃんを背負うものも、できれば普通のおんぶ紐ではなくて、
トレッキング用のベビーキャリアがあると良いです。
ベビーキャリアの方が、なにはともあれ赤ちゃんを背負う大人が楽です(^^;
ちなみに我が家では、ドイターのベビーキャリアをさかいやスポーツで購入して登りました。
ちなみに我が家で購入したベビーキャリアはコレ
⇒【DEUTER】 Kid Comfort Air (ベビーキャリア)
ウチは結構本格的に山に登るので、しっかりした物を選びましたが、初心者の方はもっと簡易的なものでOKです。
今回とにかく高尾山に登ってみたい!けどベビーキャリアをわざわざ買うのはちょっと・・・
という場合は、
普通のおんぶ紐でも、腰に重みが分散できるしっかりしたタイプだとまだ楽だと思います。
とにかく、肩だけで支えるタイプですとかなり辛いです。
あとスリングは絶対に避けた方がよいと思います。腰を痛めます!
高尾山の登山で準備したほうがいい持ち物は何?
1号路を使って登る場合は、途中でお茶屋さんもたくさんあり、トイレも整備されており、
イザとなれば売店もいろいろありますので、
とりあえずお金さえあれば「食べ物がなくて困る!」という事態は起こりにくいです。
稲荷山コースや6号路は、登山口から頂上まで売店や茶店はありません。
どちらも登りは健脚者で90分のコースタイムですので、
糖分補給のチョコや飴、カロリーメイトもしくはおにぎりなど、小腹が減った時に食べれるちょっとした食べ物と
水筒は持って行きましょう。特に夏は水筒は必須です。
さて、注意しなくてはいけないのは服装です。
高尾山に限らず、登山の服装のポイントは重ね着です。
歩いていると暑いですが、頂上に登って、風が強かったりすると特に夏以外の時期は体を冷やします。
体温を下げないことも登山のポイントです。真夏以外の登山は体温の調節に気を配りましょう♪
また、真夏は日差しが強くてバテてしまうかもしれません。
腕や首が直射日光にあたらないように、夏でも長袖を1枚は持っていく方がよいでしょう。
状況に合わせて上手に脱ぎ着して、体温を調整するのが登山のポイントです。
★秋・冬・春の服装の基本
下着(ババシャツ的なもので汗をよく吸うものがよい) + Tシャツ + 長袖シャツ + フリース + ウインドブレーカー(風を通さないもの)
フリース+ウインドブレーカーの代わりに、薄手のダウンジャケットでもいいですね。
など、自分の体感温度に合わせて、歩いているときには薄着。
休憩しているときには厚着をして体を冷やさない工夫をするといいです。
一番外側は風を通さない素材にするのがポイントですよ!
もちろん赤ちゃんも同じ。
赤ちゃん自身は歩かないので、暖かい格好でそれなりに体温調節できるように重ね着をさせておくといいです。
赤ちゃんは暑いとか寒いと言えないので、ときどき手足や首まわり、背中などを触って体温を気にしてあげてください。
冬でも天気の良い風のない日と、曇天の風の強い日では体感温度が変わってきますので、
重ね着をさせて調節することが大事です!
ズボンもジーパンはできれば避けた方がよいです。
理由は、
ストレッチ性がないことと、万が一雨に降られて濡れた場合、なかなか乾かないことです。
トレッキング用のズボンが一番いいですが、ない場合はジャージとか
ストレッチが効く綿パンや暖パンなどがいいですね。
外側がシャカシャカと風を通さないタイプもよいです。
★夏の服装の基本
夏!暑い日は、半袖半ズボンで登山したい気持ちはよくわかります・・・
特に高尾山は低山ですしね(^^;
とはいえ基本は長袖、長ズボンです。
とくに稲荷山コースや6号路は山道を歩きます。
山にはかぶれるウルシ科の植物や、マダニなんかも普通に生息してます。
マダニがみんなウイルス性であるわけではありませんが、噛まれないにこしたことはないですよね。
アウトドアでは、できるだけ肌は露出しない方がいいです。
まあ、暑いので長袖着ててもついついまくってしまいますから、
半袖シャツとあまり変わらないかも・・・ですが(^^;
上が半袖でも、下は長ズボンをおすすめします♪
★絶対持っていった方がいいものは何?
季節を問わず、性別、年齢を問わず持っていったほうがいいものがあります。
それは「カッパ」です!
低山と言ってもそこは山。天気が急に変わることは往々にしてあります。
初心者でも簡単に登れるといっても山道であることには変わりません。
傘をさして登るのは危険です。
100円ショップで買ったものでもいいので、カッパは人数分用意していきましょう♪
カッパは雨除けになりますが、万が一遭難したときに寒さを凌ぐのにも一役たちますよ。
最後に・・・
★高尾山登山の赤ちゃん連れでおすすめのコースはどれ?
高尾山登山でおすすめは、やっぱり稲荷山コースです。
晴れた日午前中に歩く、尾根沿いの林間コースはとても気持ちが良いです。
高尾山初心者で、トレッキングを楽しみたい方は、
登りは稲荷山コース、下りは1号路でお参りしながらゆっくり下ってみては如何でしょうか?
登山は登りよりも下りの方が足に負担がかかります。
赤ちゃんを背負っていてはなおさらです。
下りはケーブルカーに乗って降りるのもありですよ♪
★高尾山にお参りついでに頂上まで登りたいときは・・・
やっぱり1号路。登山道も整備されて赤ちゃん連れでも歩きやすいです。
往復ケーブルカーで気軽に楽しめます。
★服装の注意点
登山の服装は重ね着が基本!上手に体温調整しましょうね。
それでは、ご家族で高尾山を楽しんで下さい♪