医療費控除の申告をしたい。確定申告の用紙の書き方を教えて!
1年間の医療費が10万円を超えてしまいました。
年末調整も終わって源泉徴収票をもらったので、確定申告で医療費控除の申請をしたいんだけど・・・
あれ?書き方がわからない!
そんな方に、医療費控除の用紙の書き方を伝授したいと思います♪
医療費控除は会社の年末調整でやってくれるもの?
残念ながら、医療費控除は会社の年末調整ではやってもらえません。
コチラに関連記事を書きました。
⇒医療費が年額10万円超えました。年末調整はどうすればいいの?
自分で確定申告しなくてはいけません。
では、どうやって確定申告するのかと言うと、税務署に行って申告用紙をもらってきて申告書を作成しなくてはいけません。
税務署に行って手書きで記入して作成してもいいのですが、管理人のオススメは国税局の公式サイトの所得税(確定申告等作成コーナー)で申告書を作成する方法です。
始めて利用するときには、ちょっとわかりにくい部分もありますが、自動で計算もしてもらえますし、源泉徴収票さえあれば簡単に申告書が作成できて大変便利です。
作成するときに、e-Taxで提出するか、書面提出で作成するかを選べますが、書面提出で作成する方をオススメします♪
e-Taxで提出するには事前に面倒な登録が必要になりますが、書面提出なら登録は必要ないですし、印刷後に手書きで記入したりすることもできるので便利ですよ。
確定申告の申請書を作成する前に、医療費をまとめた用紙を準備しておきましょう。
医療費控除の確定申告書を作成する前に以下の必要書類を揃えておく必要があります。
1)会社で年末調整した場合は、源泉徴収票
2)1年間に使った医療費をまとめた書類と領収書
次に、医療費の集計用紙の書き方についてです。
医療費控除の用紙は、国税局サイトの「確定申告等作成コーナー」の左側のサイドバーからダウンロードできます。
クリックすると、エクセル書式の医療費集計フォームがダウンロードできます。
もちろん、これを必ず使わなくてはいけないということはなく、必要項目がきちんと書いてあれば、自分でエクセルで作ってもOKですし、手書きでレポート用紙にまとめてもOKです。
では必要事項とは何かと言うと、以下の項目になります。
【日付、支払った医療費、交通費、医療受けた人、続柄、病院名、病院の住所、治療内容】
そして集計の仕方にはポイントがあります! ここ重要ですよ!
1)日付順に集計しない。
2)医療を受けた人ごとにまとめる。
3)かかった医療機関ごとにまとめる。
つまり、ご家族の医療費を集計する場合、
まずご主人の分をかかった病院ごとにまとめていく。
つぎに奥さんの分を病院ごとにまとめていく。
つぎにお子さんの分を病院ごとにまとめていく。
病院に通院する際にかかった交通費も計上可能なので、忘れずにしっかり書いておきましょう。
骨折等で歩いて通院できなかったのでタクシーを使った場合も、タクシー代は申請OKです。
領収書は、医療を受けた人ごとにまとめてホッチキスで留めておきましょう。
集計用紙と一緒に提出します。
★ 医療費控除の確定申告をするとき、用紙に書ききれない時はどうすればいいの?
エクセルで集計用紙を作成するときには、「書ききれない」ということは無いでしょうが、(2ページ目、3ページ目と印刷すればいいわけですから・・・)税務署指定の手書きの用紙で書いている場合も書ききれないときは、白紙をコピーして2枚目、3枚目を作成すれば問題無いです。
コピーできなければ、手書きで枠を書いて書き込んでも大丈夫ですよ。
きちんと必要事項が書いてあって、集計がしっかりしていれば、あまり細かいことは言われませんよ♪
医療費控除の期間は申告時期にしないとダメ?
医療費控除の申告時期と期限は、翌年の2月15日~3月15日の間に、確定申告と一緒に済ませる必要があります。
が、しかし!
医療費控除、寄付金控除だけでしたら1月から申告書の受付をしています。
この国税局の公式サイトにある確定申告等作成コーナーですが、毎年1月上旬にその年度の作成コーナーが開設されます。
(ちなみに平成26年度の確定申告コーナーは1月5日に開設されました。)
確定申告が始まってしまいますと、仮に質問をしたくても税務署が混んでいて大変ですから、早めの提出をオススメします。
早く提出した方が、還付金の振込も早いですしね(^^)
また医療費控除の期間が過ぎたら申告ができないかと言うと、そんなことは無いです。
過去5年分であれば、さかのぼって申請する事が可能ですので、翌年に申告することができますよ。
まあでもそれも面倒くさいですから、なるべく3月15日までには申告しちゃいましょうね。
最後にまとめ
医療費控除の確定申告は、国税庁公式サイトにある「所得税(確定申告等作成コーナー)」で申告書を作成すると便利です。
慣れば簡単なので、ぜひ挑戦して下さいね。
申請方法は書面提出にして郵送で送る方法をオススメします。
医療費控除に必要な書類は、源泉徴収票と領収書と医療費を集計した用紙です。
医療費控除の集計用紙は国税局サイトの「所得税(確定申告等作成コーナー)」からエクセル形式の書類がダウンロードが可能です。
必要事項の記入と集計がしっかりしていれば、自分でエクセルで作っても問題無いです。
パソコンが苦手でしたら、手書きで紙に書いてももちろん大丈夫です。
集計用紙にまとめるときは、医療にかかった人ごと、医療機関ごとにまとめていきましょう。
日付順にまとめなくても大丈夫です。
医療費控除の期間は、翌年の2月15日〜3月15日、つまり確定申告の時期が申告期限です。
と言っても、医療費控除と寄付金控除だけでしたら、1月上旬から申告を受け付けていますので税務署が混む前に提出しちゃうといいです。
医療費控除の期限を過ぎてしまっても、過去5年間の申請が可能ですので次年度に申告しましょう。
医療費控除は、やってみるとそんなに難しくはないです。
1年間の医療費が10万を超えた方は、少しでも節税するためにちゃんと申告しましょうね♪
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