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キッズサンダルは足に良くない?草履で子供の健康をつくる秘訣は?

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この夏、こどもにキッズサンダルや子供用の草履を買ってあげようと思っているお母さん。
どうせ買うなら、子供の足に良いものを買いたいと思いますよね(^^)
実際に幼少期に、草履を履かせて足の健康を作ってきた母親として思うところを書いてみました。

例えば、キッズサンダルを選ぶ時、

クロックスは履きやすいけど、実は子供の足の健康にはあまり良くないとか・・・
保育園によっては、草履を履かせる園もあるけどどうなのかな?とか・・・
「冷えとり健康法」など、1年中足を温める健康法もあるし、温めた方がいいの?冷やした方がいいの?とか・・・

などなど、いろいろ悩むことも多いと思います。
幼児の足の健康とキッズサンダルや草履について、経験談を含めてわたしが考えていることを書いてみます!

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草履を履く子供の効果は?

ちなみにわたしのムスメはこの春、保育園を卒園しました。
ムスメの通う保育園は、1年中薄着と裸足で草履を推奨している園でした。
(まあ、冬は体調とかもあるので、薄着については1年中半袖半ズボンを無理強いはさせませんが、裸足と草履は1年中です。)

日々の活動は、「とにかく歩くこと。」「自然に触れること。」に重点を置いている園でした。
そのため、とにかく歩きます。
ムスメが年長さんの時は、11回(日)程かけて、約60kmを草履で歩き通しました。

卒園するとき、ムスメの足は大人顔負けのしっかりとした土踏まずが形成され、
外反母趾も内反母趾も見当たらず、健康な足に育ってました。

さてさて、これから先は、
3年半、この保育園に関わって、
こどもの育ちを見てきたうえでの個人的な意見ですので、ご興味のある方はぜひ読んでみてくださいね♪

子供の草履といえばみさとっこですが・・・・

わたしは子供の草履といえばミサトっ子だと思って、入園当時サイズ15cmを準備したのですが、ウチの園ではダメだと言われました(^^;

理由は2つ。

1)当時まだ2歳半だったムスメは、まだしっかり鼻緒を親指と人差し指でつかむことができなかったので草履は早いと言われた。

2)ミサトっ子のようなタイプよりも、プリキュア草履のようなタイプが親指をしっかりホールドするので、今後草履を履く許可が出た時はこちらを履いて欲しいと言われた。

ちなみにミサトっ子はこんな感じ↓

プリキュア指付きサンダルはこんな感じ↓

絶対健康にいいはずと思っていたミサトっ子を真っ向から否定され、当時はしょんぼりしたものです(^^;
結局、ムスメは保育園にはプリキュアの草履を履き、休日にミサトっ子を履いていました。

ちなみに、ウチの園ではクロックスは絶対ダメ!です。
理由は「子供が足を引きずってしまい、引きずり癖がついてしまうから。」とのことでした。

クロックスは履かせやすく、親も楽なのでついつい履かせてしまいますが、
形がスリッパなのは否めないので、しっかりした歩きをするときにはやはり不適当だと思います。

まあ、休みの日にちょっと履くぐらいならたいしたことはないですし、そのときもできれば踵をきちんとひっかけてあげるといいと思います。

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子供の草履を買うときのサイズの選び方

卒園するときに思ったのは、ミサトっ子にしろ、指付きサンダルにしろ、サイズがきちんとしていないと、引きずり癖がついてしまうということです。

草履の適正サイズは足より小さめが正しいです。
足の踵が、草履の踵より0.5〜1cm程飛び出している必要があるんです。

踵がすこし飛び出すことにより、親指がきちんと鼻緒をつかむようになります。
自然に足の指の股まできっちり指を入れて履くんです。

逆に子供の足はすぐ大きくなるから・・・とすこし大きめのものを選んでしまうと、
足の指の股が鼻緒をしっかりつかむのではなく、クロックスを履くように鼻緒をつっかけてあるくようになります。
親指の指付きの部分にひっかけるようにして、ひきずって歩くクセがだんだんついてきます。

そうなると本末転倒です。
いっそのこと靴の方がいいんじゃないかと思います。

なので、草履のサイズを選ぶときは、1cm小さめのサイズを選ぶことがとても重要なのです。

草履を履く子供は健康な足になる?

ところで、わたしも夏はず〜っとミサトっ子を履きます。
ちなみにわたしは25.5cmですが、いつも24cmを購入します。
履き始めは鼻緒のところがすこし痛いですが、このサイズで丁度いいです。

なぜ、ミサトっ子を愛用しているかというと、見た目も可愛いのですが、い草の履き心地がとても良いのです(^^)

もう手放せません!

ただし、ミサトっ子は厚みがないです。
なので、アスファルトの上を長距離歩くとやはり足が疲れます。
アスファルトの硬い感触の衝撃が足に直に伝わるからです。

ここが草履に対するお母さんの心配な点なのではないでしょうか?

大人でもそうなのですから、
子供だと確かにアスファルトの上を長距離歩くのはあまり向いてないかもしれません。
園庭で走り回わるにはとても良いと思いますが・・・
(専門家ではないので、あくまでも個人の感想ですが・・・)

その点、プリキュア指付きサンダルは履き心地はミサトっ子には負けますが、靴底のクッション性が良い分足にやさしいのかもしれません。

まあ、ウチの園ではほぼ1年で履きつぶしてしまうほど歩くので結局最後は薄っぺら〜くなってますけどね(^^;

あと、足の指で鼻緒をしっかり挟めないウチは草履よりも靴の方がいいですよ。
個人差はありますが、だいたい3歳〜3歳半くらいからがよいかと・・・
あまり幼い時期に草履を履かせて、変なクセがついてしまってはもったいないですから!

さて、ウチの園にもかつて冷えとりをしているお母さんがいらっしゃって、お子さんにも実践してました。

冷えとり健康法を否定するわけではありませんが、
「歩くことで子供の健やかさを作っていく」という方針のウチの園での保育の中で、
靴下をたくさん履いて大きい靴を履くこの健康法は、足をしっかり使っていくということが、とてもむずかしいように感じました。

冷えとりが悪いわけではなく、子供の保育や健康の有り様をどうするかということの価値観の違いなのだと思います。

個人的には、大人の冷えとりは良いですが、
子供の場合は、冷えとりで体を守るよりも、裸足や草履で土をしっかり感じて足の指をしっかり使って、しっかり大地を踏みしめる。

暑い、寒い、調度良い気候をきちんと足から感じる。ということが、より重要なのではないかと思いました。

(でも個人的な意見です。ちなみにわたしは「冷えとり健康法」は過去何年も実践していた経験有りです。)

*まとめ*

・キッズサンダルは1cmほど小さいサイズを選ばないと、引きずり癖がつきます。

・ムスメの園は1年中草履で過ごす園でしたが、卒園するときには、りっぱな土踏まずが形成され、外反母趾や内反母趾とは無縁の足が形成されました。

・クロックスは結局つっかけと同じです。小さい子供が履くと引きずり癖がつくので、履かせるときにはせめて踵をしっかりひっかけてあげましょう。

・1年中薄着と裸足と草履で過ごしたムスメ。その他の園児たちともとても丈夫に育ってます。
(あっ、ムスメは今は九州地方に住んでおります。東北とはまたいろいろ違うかもですね・・・)

・薄着についてはもちろん無理はさせません。子供の様子を観察しつつ、その日の気候も考慮しますが、裸足と草履は1年中通しました。

・みさとっこを親子おそろいで履いてお出かけすると、「かわいい!」「いいですね!」と声をかけられることが多いですよ〜♪

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