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お中元を贈る相手が喪中の場合のマナーを教えて!のしはつけてもいいの?

お中元喪中マナー

お中元の発送準備をしていたら、送り先が喪中であることがわかりました。
さてさて、喪中の相手にお中元やお歳暮を送っても良いのでしょうか?
お中元を贈る際に喪中の相手へのマナーを紐解いてみましょう!

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お中元を贈る相手が喪中の場合

会社の上司宛にお中元の発送準備をしようとした矢先の6月下旬に、上司のお母様がお亡くなりになりました。
喪中の上司に、お中元として送って失礼に当たらないのでしょうか?
送るとしたら時期はいつごろにすればよいでしょうか?

結論から先に書くと・・・

お中元もお歳暮も、
日ごろお世話になったお礼の意味で贈るのであって「お祝」ではないので、相手が喪中でも、自分が喪中でも贈ってかまいません。

ただ気をつけたい最低限のマナーはありますので、まとめてみたいと思います。

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喪中にお中元を贈るときはのしに気をつけよう

その年、または近々に仏事があった喪中のお宅に紅白の熨斗をつけた贈り物は、向いていません。

どうしてもお世話になったからお中元を贈りたいと思うのであれば、熨斗を貼らずに、包装だけで送ったほうが良いです。

先方も、仏事があったから熨斗はないんだな、くらいは察しがつくはずですから(^^)

もしくは、白無地の奉書紙に「御中元」か「暑中見舞」と表書きするか、略式の短冊にします。

のしに書く表書きは、

★7月15日までなら「お中元」
★立秋(8月7日)までは「暑中御見舞」
★それを過ぎると「残暑御見舞」となりますよ(^^)
(地域によっては8月15日まで「お中元」で大丈夫なところもあります。)

ちなみに・・・

 お盆も法要期間になりますので、紅白の水引の熨斗は向いていません。 

ということで、紅白熨斗は旧盆中も避けたほうがいいです。

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喪中と忌中の違いを知ってから贈ろう。

喪中と忌中は違います。

喪中は、四十九日は過ぎているが一周忌がまだな場合を指します。
忌中は、まだ四十九日が過ぎていない期間を指します。

冒頭にも書きましたが、喪中であればお中元・お歳暮とも送っても差し支えはないと思います。

しかし・・・

忌中のお宅の場合、葬儀の後に訃報を聞いた方などから御供の品が届いたり、忌明けの際の祖供養品が届くなど、先方も配達物が多い状態だと思います。そこにお中元の品が届くのも如何なものかと・・・

先方も忌明けまでは何かと忙しかったりしますので、どうしてもお中元を贈りたい場合は、忌明けを待つ方がよろしいかと思います。

6月下旬に葬儀だったのなら、遅くとも8月の中旬には忌明けになるはずですので、
その頃を見計らってお盆の少し前にお中元を贈られては如何でしょうか?

若しくは、お盆以降に残暑見舞いの熨斗を付けて贈られるという手もあります。

仏事があったお宅と亡くなった方との関係の近さにもよりますが、
通常は喪に服している期間ですから、ここは察して忌明けまで待ちましょう。

さらに・・・

「初夏にはご不幸がありまして、お悔やみを申し上げます。平素より大変お世話になっておりますので、ささやかですが気持ちばかりをお届けいたします」

とお手紙を一言つけて送るとより丁寧だと思います。

*まとめ*

・お中元もお歳暮も、日ごろお世話になったお礼の意味で贈るのであって「お祝」ではないので、相手が喪中でも、自分が喪中でも贈ってかまいません。

・喪中のお宅に紅白の水引のしをつけて贈るのは避けましょう。

・先方が忌中の場合は、忌中明けをまってから贈るのがよろしいかと思います。

とにもかくにも、喪中のお宅に間違って「紅白のし」で贈らないようにそこは気をくばりましょうね♪

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