自転車事故のとき保険に入っていないとどうなる?自動車保険の特約がおすすめ!
子どもが起こした自転車事故の損害賠償金が9000万円!?
被害の大きさによっては、そんなことも充分ありえるこの時代、
自転車での交通事故に備えて何か保険に入りたいのですが、どんな保険を選べばいいのかサッパリわからない(^_^;)
そんな貴方のために・・・
自転車事故や日常生活に対応した損害保険について、いろいろ紐解いてみました♪
自転車事故を起こした時に保険に入っていないとどうなるの?
我が家には、晴れた日は自転車で通勤をしている夫がいます。
私も買い物などで自転車をよく使います。
そして、最近自転車の補助輪が外れ、嬉々として公道を自転車で走るようになったおてんばな小学1年生のムスメがいます。
昨今、自転車事故が増えていると聞きますし、
万が一事故って加害者となってしまったときの損害賠償金額も相手の被害の大きさによってはトンデモナイ金額を請求されかねません・・・
知ってますか?
過去の事例では、9,000万円以上賠償金の支払い命令があった例もあるんですよ!
(出典:日本傷害保険協会公式サイトの自転車事故と保険)
そして自転車事故の賠償責任は、未成年でもきちんと負わなくてはいけません。
子どもだからといって、裁判所は容赦してはくれないんですね。
「損害保険の加入するということは、突発的な事故に対して、個人が破産しないための備えである。」
これは知り合いのファイナンシャルプランナーさんが仰っていた言葉です。
もしもの時に我が家が破産しないように、自転車事故に対応した保険にきちんと加入しておかなくては!
そう決意したところで・・・
はて?自転車事故の保険っていったいどんな商品があるんでしょうか?
自転車事故の保険は自動車保険の特約でつけることができます。
損保ジャパンや東京海上、au損保などの損保会社が「自転車事故の保険」として単独で契約できる商品もありますが、こういう保険は掛け金が、年額で4000〜12000円くらいと、結構お高いです(^^;
手軽に保険料を節約して、自転車事故の保証を得たいのでしたら、自動車保険の特約を利用するといいです。
自動車保険には、自転車事故などを保証や日常生活での事故(個人賠償責任保険)を保証した特約が用意されていることが多いです。
年間保険料も1500〜2000円くらいの追加で済みますし、特約ですから追加で契約しやすいと思います。
東京など、都市部にお住まいの方だと、自動車を所有していない方もいらっしゃいますよね。
個人賠償責任保険の特約は、火災保険や傷害保険の特約でも扱っているので、コチラの方に加入されている方は、一度契約している保険会社に問い合わせてみるといいと思います(^^)
日々の生活の中で、損害賠償金を請求されることは実際にはなかなかない事かもしれません。
でも・・・・
もしもの場合に高額な負担を背負うことにより、経済的に大きなダメージを受けることはぜひにも避けたいと思いませんか?
年間数千円の保険料でこのリスクを回避できるのですから、ぜひとも個人賠償責任保険の特約を自動車保険に付けておきましょう♪
自転車事故の保険を選ぶポイントは示談交渉がついているかどうか
自動車事故と違って、自転車事故の場合は相手方とトラブルになったときに非常に面倒なことになります。
話し合いがこじれると、裁判沙汰に発展することだってあります。
裁判までいかなくても、示談交渉をしなくてはいけません。
この示談交渉を当事者のみで行うのでは、お互いの利害も絡み、適切な賠償、過失相殺判断は到底無理です。
そこで、自転車事故の保険を選ぶ最大のポイントは示談交渉がついているかどうか。
もしくは、弁護士に示談交渉を委任した費用を保証してくれるかどうか。が重要になります。
ところで・・・
クレジットカードにも個人賠責保障を付けることができるのをご存知ですか?
月額数百円の掛け金でクレジットカードに付帯して保障をつけることができるんです。
一見、保険料が節約できていいなと思うんですけど、落とし穴はあります。
カード付帯の個人賠責には、示談交渉は付いていないのです。
ですので、こちらは保障を手厚くしたい場合に上手に利用するのが得策かと思います。
別の記事でクレジットカード付帯の個人賠責保障について詳しく書きました♪
ご興味ある方はこちらの記事もどうぞ!
⇒ 自転車事故の保険はクレジットカード付帯の保険でもOK?示談交渉もしてくれるの?
*まとめ*
・自転車事故や日常生活での事故に対する保障は、自動車保険や火災保険の特約を利用することをオススメします。
・加入を検討するときは、その保険もしくは特約に「示談交渉or示談交渉を委託した弁護士の費用の保障」がきちんと付いているかがポイントになります。
・損害保険の加入するということは、突発的な事故に対して、個人が破産しないための備えになります。
上手に加入してリスクを回避をしましょう♪