大地の芸術祭2015の見どころは?面白い新作はどれ?(その3)
大地の芸術祭2015を見てきた感想の続きです♪
3日目は下条エリアを中心に周りました。
大地の芸術祭2015の十日町エリアを周る。
3日目の主な目的は「もぐらの館」と「絵本と木の実の美術館」
まずは、宿泊先のナカゴグリーンパークのバンガローを8時にチェックアウト。
この日は「十日町ナビ」を駆使して移動しました。
この「十日町ナビ」ですが、メチャクチャ便利!大地の芸術祭を周るなら、ぜひともインストールして活用して下さいね♪
10時までは、屋内の作品群は見れないなということで、屋外の作品を見にいきました。
(実際はキナーレが9時から開館してたので、キナーレに向かえば効率がよかったのですが、この時点で9時開館に気がついてなかったのです)
T325「Kiss & Bye」
土市駅前に展示してある作品。かまぼこ型倉庫にジミー・リャオさんの絵が描いてあります。
かまぼと倉庫の中にも入れるのですが、残念ながら10時前だったので、カギがあいておらず・・・
まあ、この作品は残ると思うので、次回もう一度チャレンジしてもいいかと・・・
この作品のすぐ近くに、屋外展示でT324「実の音」があったので、寄ってみました。
この階段を上がっていくと・・・
こんな世界が広がっておりました。朝の時間帯というのも手伝ってなんだか清々しい空気感が漂います。
2つの作品に立ち寄ってから、いよいよキナーレに・・・
メインの蓬莱島。
蓬莱島を中心とした回廊に藁でできた船などが飛んでいたのですが・・・
う〜ん。「宇宙戦艦ヤマト」をなんとなく連想。頭のなかで、ヤマトの主題歌が流れます(^^;
建物の中に入ってみると、入り口の吹き抜け部分は新しい作品が展示してありました。
が、しかし・・・・
2階部分は、前回と同じものがそのまま展示してあったので、さ〜っと見流してキナーレは終了。
次は、T259「もぐらの館」に向かいます。
前回のもぐらの館も面白かったのですが、今回は展示内容をリニューアルしてます!というので行ってみました。
下条の土で壁画を描いてるそうです。多彩な色合いがとてもキレイです。
土で染めた糸が糸車に巻かれて展示されてます。
こちらは前回も展示されていた作品かな。
絵本の世界を飛び出してきたような空間。
こんな感じでした。
今回も、もぐらの館は面白かったですよ。
鑑賞途中で、バスツアーの団体が後から来て先に帰っていったけど、バスツアーでの鑑賞は、効率的に作品鑑賞できる利点はいいけど、やはり慌ただしい感じがしましたね。
絵本と木の実の美術館へ行く
次は、ムスメが喜ぶかなと思って、T173「絵本と木の実の美術館」へ向かいます。
絵本と木の実の美術館は、絵本作家の田島征三の美術館。
2009年の芸術祭の時に廃校になった真田小学校を使って「空間絵本」として再生した美術館です。
個人的には田島征三と言えば「ちからたろう」
ムスメの通う保育園でときどき読み聞かせしていた絵本です。
かつて体育館だった場所に広がる、絵本の世界。登場人物は最後の在校生だった3人の子どもたち。
今回の芸術祭に合わせて登場した新キャラクターオバケのトペラトト。
2階の展示場に展示されている作品の一つ
トンネルの向こうには何がある?
このオバケを見たムスメ。「あっ、これ知ってる!ちからたろうの鬼だ!」とさけびました。
ムスメはココが田島征三の美術館だって知らないのに・・・直感でわかってしまった子どもってすごいなぁ。と思う母でありました。
ちなみにこの美術館では学校の机や椅子をリメイクして使っている可愛らしいカフェが併設されています。
今回はココでランチを食べました。(すみません。写真撮り忘れた・・・)
ランチメニューはひとつしかなくて、暑い夏にさっぱりした味の丼物でしたよ。
だたし、ムスメは全然食べなかったですけど・・・
そして残念ながら、今回はココで終了。
見た作品がいつもより少なかったのが心残りでしたが、埼玉に向かって帰途についたのでありました。
最後に・・・
この日の周ったなかでの、個人的オススメの作品は・・・
★ T259「もぐらの館」
★ T173「絵本と木の実の美術館」
★ T324「実の音」
でした♪
★まずは事前にガイドブックを手に入れて、観たい作品をチェック!