土鍋を使ったご飯の簡単な炊き方を教えて!水の分量や保温の仕方も知りたい。
我が家では、ごはんは土鍋で炊いています♪
土鍋で炊くごはんはふっくらおいしいんです(^^)
土鍋でごはんを上手に炊く方法をお教えします♪
土鍋のご飯が簡単にできる炊き方は?
ワタシはほぼ毎日ご飯を土鍋で炊いているので、あまり難しくこだわっては炊いてません。
そこで、土鍋でご飯を炊いても失敗しない、簡単な炊き方をお教えします♪
1)強火(強めの中火)で炊く
2)蒸気が出始めたら(沸騰してきたら)、極弱火にする。
3)そのまま10分〜20分炊く
5)10分蒸らす。
これだけです。簡単でしょ!
土鍋でご飯をたくときの水の分量は?
土鍋でご飯を炊くとべちゃべちゃするとか、柔らかすぎるとかいう場合は、水が多すぎるんです。
逆に固く仕上がったときは、水が少ないです。
芯が残っている時は、水が少なすぎるか鍋の大きさよりも多いお米の量を炊いてしまった時なんかになりますよ。
★普通の土鍋でごはんと炊く時の水の分量
土鍋でごはんを炊くときの目安は、
普通にご家庭にある土鍋だったら、お米に対して1.2倍の水がだいたいの目安です。
5カップ(1000cc)の米だったら、6カップ(1200cc)ですね。
3カップの米だったら、4カップの水でOKです!
目安としてお米の量+1カップ分の水で炊いてます。
強火で沸騰した時にどうしても吹きこぼれる土鍋の場合は、これくらいの水加減が丁度いいです。
★炊飯用に作られた土鍋でごはんと炊く時の水の分量
炊飯用の土鍋や文化鍋などで炊く時や、大きな土鍋で少量炊くときなど、ほとんど吹きこぼれない場合は、
30分浸水させて、お米をザルにあげて水気を切り、同量のお水を入れて炊きます。
30分浸水させた5カップのお米を炊くなら、5カップのお水を入れます。
すると、もちもちと美味しく炊けますよ。
30分浸水する時間が無い場合は、5合のお米:5カップの水を入れると丁度いいです。(3合のお米なら3カップの水を入れます。)
1合=180ccになります。1カップ=200ccですので、まあ浸水できなかったときは、お米の量よりも少し多めに水を入れると思っておけばいいと思います。
この分量で、出来上がりをもうちょっと柔らかくしたいなと思った方は、少し水を増やしてみてくださいね。
土鍋でごはんを炊くときのメリットとデメリット
土鍋でごはんを炊く魅力などを整理してみました。
★土鍋でご飯を炊くと炊飯器より時間がかからない。
炊飯器って、早炊きで炊いても意外と時間がかかりませんか?
土鍋で炊くと、あまり時間がかかりません。
お米の量と鍋の大きさにもよりますが、30〜40分で炊きあがりますので、「ごはんを炊くのを忘れていた!」ってときには土鍋ごはんが便利ですよ(^^)
★おひつで保存すると電気代がかからない
炊飯器の保温って、意外と電気を使ってるってご存知でしたか?
おひつで保存すると、光熱費の節約にもなりますよ!
木製のおひつがカッコイイですが、ズボラさんには陶製おひつの方が扱いやすい!ワタシはずぼらなので、木製おひつを真っ黒にしてしまった経験も何度も有ります(T_T)
そして、おひつだとどうしてもごはんが冷めてしまいますよね。でもやっぱり、食事の時は温かいごはんが食べたい・・・
レンジでチンもいいのですが、食味を落とさないためには蒸し器で蒸して温めるのが美味しいです。
でも、毎回蒸すのは結構面倒・・・
そこで音を上げた管理人は、今では保温ジャーを使っています。
保温ジャーを使うと電気代の節約にはならないですけど、いつでも温かいごはんがさっと食べれる利点は充分にありますよ。
こんなのです↓
★土鍋でご飯を炊くと、お鍋にごはんがくっついて取れない(T_T)
あまりにも炊きたてのごはんを、おひつなり保温ジャーに移すとなぜかお米が鍋肌にくっついてキレイに取れません。
お困りの方は、もう少し長くごはんを蒸らしてから移してみましょう♪
案外キレイに取れますよ。
ただし、冷め切ってから保温ジャーに移すと、ごはんの食味が落ちますのでそこは注意が必要です。
★毎回土鍋を洗うのが面倒くさい・・・
重たい土鍋を毎回洗うのはちょっと面倒・・・
そんな方には、土鍋ではないですがアルミ鋳物製の文化鍋が軽くて使いやすいです。
昭和初期からあるお鍋で、昔からの愛用者も多い製品です。
ただし管理人は個人的に、アルミ製なのでちょっとどうかな〜とは思うのですが(^^;
土鍋でご飯を炊くと吹きこぼれてこまってしまう・・・
ところで、普通の土鍋で炊くと強火で炊いて沸騰した時に、どうしても水が吹きこぼれます。
土鍋でごはんを炊くと、美味しいし時間もかからないからいいのですが、強火で沸騰した時の吹きこぼれの対処が面倒だったりします。
以前は、コンロが汚れないように土鍋のフチに密閉する感じでタオルを巻いたりして対処してました。
鍋でごはんを炊くときは、本体と蓋がきちっと密閉するものが理想です。
その方が圧がかかってより美味しくごはんが炊きあがります。
とはいえ、木栓などで密閉するとさらに激しく吹きこぼれるのが難点でして・・・
特に我が家はマスタークックの6合浅型鍋でごはんを炊いていましたが、木栓をしてごはんを炊くとさらに圧力が増しておいしくなりますが、激しく吹きこぼれるのです(^^;
吹きこぼれを掃除するのが面倒になり、先日、かねてから気になっていたマスタークックの炊飯用土鍋を購入してみました!
この土鍋は内蓋付きで、炊飯用なので普通の土鍋より鍋のフチの立ち上がりが深いので吹きこぼれないらしいのです。
さっそく、炊いてみますと・・・
確かに吹きこぼれません♪
(写真ではわかりにくいかもしれませんが、5合炊いていて、沸騰しているのに吹きこぼれていません。)
これは便利!
あと、マスタークックのいいところは、割れた時に買い替えがきくことです。
以前、鍋蓋を落として割ってしまったのですが、鍋蓋だけも売っているのでさっそく購入して事なきを得ました。
蓋も本体も木栓もバラ売りしてますので、長く愛用するにはなかなか便利な土鍋なのです。
最後に・・・・
・土鍋でごはんを炊くのは、やってみるととても簡単ですよ♪
・土鍋でごはんを炊くと、炊飯器よりも時短でごはんを炊くことが出来ます。
・普通の土鍋で炊くなら、水は少し多い目にして、蓋をしたらふきんやタオル等をぬらして絞り、蓋の外回りに密閉するように置くといいです。
・炊飯用の土鍋を使うと吹きこぼれにくく、密閉率も高いのでより美味しいごはんが炊けます。
【関連記事】
⇒ 土鍋の使い始めの手入れはどうすればいいの?目止めの方法を教えて!